平成18年
第3号


保険仲立人(保険ブローカー)、第2ステージへ


 7月21日、経団連会館ホールで、初めての保険仲立人資格研修が行なわれた。認定資格を3年ごとに更新する新たな制度に314名が受講したことは意義深いものである。
 いよいよ保険仲立人の第2ステージが始まった。
 顧客本位の保険流通の実現に向け成長が期待され、ますます果たすべき責任と役割が強まっている。

 保険金不払いなど保険会社の不祥事が相次ぐ中、唯一法律上「ベストアドバイス義務」を課せられている保険仲立人の存在は注目を集めている。保険仲立人は、顧客の立場に立ち、保険手配を行なうだけでなく、顧客を取り巻くリスクを総合的に評価分析したうえで、必要な補償内容を設計し、特殊な引受までも保険会社と交渉する。

 企業を取り巻くリスクは、IT、セクシャルハラスメントなどを含む賠償責任から地震など自然災害による事業中断まで、さまざまな形で顕在化している。一方で保険商品は多様化して仕組みも複雑化している。今回の一連の保険金不払い問題も、あまりにも複雑化した保険商品にひとつの原因があると思う。保険仲立人はいろいろな技術を駆使し、コストの削減を図り、最適の補償プログラムを創り上げる。また、プロのリスクコンサルタントとして、保険に限らず、自家保険や海外にキャプティブを設立することもする。

 保険業界の信頼回復のためにも、法律上唯一無二の、顧客の代理人である保険仲立人の活躍と成長が不可欠である。

 ぜひ、一度当社の活用をトップ裁断してください。実践的な企業リスクマネジメントを指南いたします。そして必ず期待にお答えします。
近畿財務局長第2号                   
株式会社 アーク・インシュアランスブローカーズ
              代表保険仲立人 十川 能行