平成18年
第2号


保険仲立人(保険ブローカー)、丸10年を迎えて


 保険流通の国際的整合性・公平性・透明性・最適性を図るため、保険仲立人制度が平成18年4月1日施行の保険業法で新たに導入されてから丸10年が経過しました。
 保険ブローカー会社はこれまで72社が新設されましたが、統廃合やリストラなどにより39社が廃業し、現在33社が登録し業務を営んでいます。保険ブローカーは顧客から指名を受けて誠実に保険契約の媒介を行なうものとされ、顧客の立場に立ってベストアドバイスを行なう責務を負うため、豊富な経験・知識・技能が不可欠です。
 欧米では保険ブローカーと取引していることが企業のステイタスであり大きな信用につながっていることを考えると、日本ではまだ認知度も低く保険ブローカーの活用が一般的とはいえないのが現状です。
 しかし、ここ数年企業や団体を取り巻く環境が激変し、それぞれの企業がリスクに的確に対応しなければ生き残れない状況となってきています。そうした背景から、先進的な企業が次々とリスクマネジメントの専門家として保険ブローカーを指名し、それぞれのブローカー会社は各企業のリスクを把握分析した上で、最適な保険プログラムを作成すると共に、リスクコンサルティングや保険アドバイザー等で独自のビジネスモデルを構築し、実績を伸ばしてきています。
 弊社の顧客企業も先見性のある企業ばかりで、時代を先取りした形で弊社をうまく活用して、業績を伸ばしています。
 実践的なリスクコンサルティング能力を持つ弊社をご活用いたければ、実感できるはずです。
近畿財務局長第2号                   
株式会社 アーク・インシュアランスブローカーズ
              代表保険仲立人 十川 能行